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アイスホッケーとは

1度 生で観戦したら病み付きになる!

W_No_01.gifスピード感があってスリリング。エキサイティングなスポーツ
アイスホッケーは、天然または人工氷のスケートリンク上で、スケート靴を履いて行なう団体競技です。陸上で行なわれるホッケーの形式を氷上に持ち込んだもの。2チームが長方形をしたリンクの中で、スティック(長い柄の先端部分に角度をつけ湾曲させた杖状の用具)を用いて、硬質ゴムでできた扁平な円柱状のパックを打ち合い、相手方のゴールに入れることで得点を競う競技です。
「氷上の格闘技」とも呼ばれています。(日本では安全にプレーできるようにルールが厳しく策定されております。)

スケートを用いるため、グラウンド上の同種競技と比べ、格段に早いスピードが出て、ゲームをスリリングなものになっています。その為、安全にプレーができるように全身に防具を装着してプレーを行なうことが義務づけられています。

アイスホッケーが盛んな国として、世界ではカナダ、アメリカ、ロシア、スウェーデン、フィンランド、チェコ、スロバキア(1993年以前は前2国はチェコスロバキア)、ベラルーシ、ウクライナ、スイスなどが上げられます。冬季オリンピックなどではこの競技を統括する国際アイスホッケー連盟(IIHF)の加盟国(または地域)は、64カ国に及びます。

アイスホッケーは、世界で1番競技人口が多いスポーツであることを知ってますか?

歴史

起源には、さまざまな説があるのです・・・

W_No_02.gifその1・・・
16世紀のオランダの絵画には、凍結した運河の上で、市民がホッケーに似たようなスポーツを行なっている光景が描かれているのだそうです。


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その2・・・

スコットランド発祥のシンティ、アイルランド発祥のハーリング、ネイティブアメリカンのチベア族のプレイしたバゲタウェイなどのスポーツが起源であると考えられている。これらの相違点は、シニーやハーリングにあってはゴーリーが不在、スケートを履かない点があり、バゲタウェイにあっては、出場選手の数が多い点などがある。
この他にもホッケーの原型にあたる競技として、イングランドのバンディ、フィールドホッケー、カナダのシニーやクリケット、アメリカのアイス・ポロなどが挙げられる。

1763年にフランスからカナダ領土を勝ち取ったイギリス人兵士達は、フィールドホッケーの経験と、ノヴァスコシアのアボジリニが行なっていた競技、ラクロスを組み合わせ、凍結した河川、湖、池などでカナダの長い冬の慰みとしたと伝えられる。
フィールドホッケーのボールは余りにも飛び過ぎて危険だったので、ボールを小さくして飛ばないように工夫をされたという。また、サッカーやフィールドホッケーと同じゴールのかわりとして氷柱を代用したり、また両チームが均等な人数ならば試合が可能とされていた時代もあったそうです。

その3・・・

今から約200年前に、凍った湖などで、女性が棒をもって遊んでいたのがひとつの起源とされているという説もあります。これが現在のパックを使った競技に発展したのは、1860年代のカナダのキングストンハーバーの氷上で軍人たちが楽しんだのが起源だとか・・・。また現在のルールの基礎となったのは、1879年にカナダのマックギル大学の生徒がフィールドホッケーとラグビーのルールを基に作ったといわれています。

ここまでは、古過ぎて沢山の説があるようです。

Early_indoor_ice_rink.jpg今日に行なわれているような屋内でのアイスホッケーのルーツは、19世紀にカナダでフィールドホッケーを氷上で行なった遊びにあるとされているのだそうです。(モントリオール市の公報には、1875年3月3日に初の屋内試合が行なわれたとの記録がある)

また現在のルールの基礎となったのは、1879年にカナダのマックギル大学の生徒が乱雑であった試合に意味を持たせるためにフィールドホッケーとラグビーのルールを参考にして7つのルールを整備し、地方紙で発表したそうです。ルール整備によってゲームが洗練されると、アイスホッケーの人気は高まり、1883年にはモントリオールの冬祭りの行事に組み込まれるようになったそうです。

この前後からアイスホッケーはカナダ各地で実施させるようになり、1887年にオンタリオ州でアイスホッケーのリーグ戦も開催された。さらに1896年にはアメリカでも公式戦が開催され、1897年にはカナダ・モントリオールで現在のルールが制定されるなど、アイスホッケーは北米を代表するウィンタースポーツとしての地位を確立した。

スタンレー・カップの起源

1888年に時のカナダ総督スタンレー卿は、この冬祭りを見物した折りにこの競技に感銘を受けて、ベストチームに優勝杯を贈ろうと考えたとする説もある。これが今もNHLの優勝チームに授与されるスタンレー・カップの起源とされている。
なお、スタンレー卿の子供が本国のイギリスにアイスホッケーに関する知見を持ち帰って、そこからヨーロッパにこの競技が広まったと言われている。

NHLの起源

世界初のプロ選手によるNHLは、1917年11月22日世界最強のプロリーグが開始された。

おまけ(プレイヤー人数の経緯)

近代的なアイスホッケーのルールに整備された19世紀後半においては、プレイヤーの人数は9名であった。1884年にモントリオールでフィギアスケートの選手からの「あまりホッケーの人数が多いとリンクが痛みやすく危険である」との声を受けて7人に減少、その後6人となった経緯がある。

概要

他の競技と比べ、ルールが少ないのも大きな特長なんです

W_No_03.gif競技場は・・・
ホッケーリンクという表面に氷を張った専用の競技場で行なわれます。

リンクには、中央の赤い「センターライン」とそれをはさんだ2本の青い「ブルーライン」という3本の太い線があり、他に「ゴールライン」という赤い細いせんがゴールに平行にあります。

ブルーラインを境界として、敵ゴール側を「アタッキングゾーン」と言い、味方ゴール側を「ディフェンスゾーン」と言います。

中間を「ニュートラルゾーン」と言います。

「フェイスオフスポット」は、リンク中央の他に、オフサイドライン(ブルーライン)手前、アタッキングゾーン、ディフェンスゾーンでそれぞれに左右に設けられ、全部で9箇所あります。
オフサイド、アイシングなどの判定は、この線を基準に行なわれます。

なお、専用リンクの外周はフェンスで囲まれており、このフェンスをパックが越えると「アウトオブバウンズ」というペナルティになる。


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プレイ人数

氷上に一度に出る人数は6名までと決められています。
1チーム通常、氷上およびベンチ入りの選手を合わせ、2人のゴールキーパーを含めた18名から23名程度のロースター選手で構成される場合が多い。(国内の大会によっては少ない場合もある)
コーチ、監督はリンクサイドのボックス(ベンチ)に入る。
運動量が多く疲労が溜まりやすいので、攻撃陣、守備陣はあらかじめ「ライン」と呼ばれる組を編成し、おおむね1分程度で交代しながらプレーを行なう。

試合時間

試合は、正式にはピリオドと呼ばれる20分の1セットを計3回行なう。
時間に関しては、大会によってのローカルルールがあるので、正味で行なう試合であったり、流し(笛がなって試合が中断しても時間を止めない)であったりと変化する。もちろん20分ではなく、15分であったりと時間自体の変更もある。
おおむね、大人で1時間30分から2時間くらいが1ゲームの時間になり、子供で40分から1時間くらいが1ゲームの時間となる。3ピリオドで勝敗が決まらない場合、延長戦がある。延長戦でも決まらない場合は、PK戦になる。


ルール

ルールは2種類 国際ルールとNHLルールが存在する

No_04.pngオフサイド
アタッキングゾーンにパックが入り込まないうちに攻撃側選手が入り込む、もしくはそこにいる攻撃側選手がパックに触れた場合オフサイドになる。パックを保持したままラインを踏み越しても(踏むだけならワッシュアウト、後述)オフサイド適用。もしパックがニュートラルゾーンに出た場合攻撃側の選手全員がニュートラルゾーンに出る前に攻撃側選手の手によってパックがアタッキングゾーンに運ばれた場合にも適用される。ライン手前のフェイスオフスポットでフェイスオフを行ない試合再開。ラインが固定されているので防ぐのは比較的容易だが守備側が作戦として利用することもできる。パスオフサイドの場合パスの出された地点でのフェイスオフ。

アイシング・ザ・パック

アイシングと略されることも多い。センターラインの手前から相手ゴール側に向けてパックを放ちそれが誰の手にも触れずにゴールラインを越えた場合を言う。ディフェンディングゾーンのフェイスオフスポットでフェイスオフを行ないゲーム再開。味方ゴールに最も近い場所で再開されるため失点に繋がり易い。
キルプレイにあるチームについてはアイシングは適用されず、自陣ゴールに迫ったパックを敵陣深くに打ち出すことができる。
アイシングには「オートマチック」と「ワンタッチ」の2種類が混在しており、例えば国際ルールはオートマチックだがNHLではワンタッチとなる。違いは、クリアされたパックがゴールラインを超えた瞬間無条件でアイシングになるのがオートマチック。これに対してクリアされたパックにクリアしたチームのプレーヤーがタッチした場合はアイシング無効になり、クリアされたチームの選手がタッチをした瞬間アイシングコールされるものがワンタッチとされる。つまりワンタッチの場合はクリアしたパックが相手ゴールラインまで誰も触らずに超えたとしても、そのパックをダンプインとして先に自分のチームが触ればアイシングをクリアでき、そのままプレー続行となる。

インクリーズ

国際ルールではゴールの前にはクリース(またはゴールクリース)と呼ばれる長方形または半円の部分に攻撃側の選手は入ることができない。攻撃側の選手が入った状態でのゴールは無効になる。NHLルールでは、かつては適用されていたこともあるが、判定を巡るトラブルがあって以降、適用されていない。

アウトオブバーンズ

パックがフェンスを飛び越えてリンク外部に飛び出した場合即座に時計を止めて近くのスポットと呼ばれるところから試合が再開される。DFゾーン内でクリアのときに故意にパックを出すと、試合を遅らせたということで、マイナーペナルティー、二分間の退場となる。

ペナルティー時間について

審判(レフェリー)は基本的にレフリー1人、ラインズマン2人の3審で行ないこの他にリンク外のゴール真後ろにゴール判定員ボックスがありここに1人ずつ配置/正式的に5審でされる。ベンチの反対側には反則選手を収容するペナルティボックスがありその間にはスコアボード操作などを行なうオフィシャルボックスがある。審判はここで得点や反則を伝える。反則はペナルティと呼ばれ該当選手(GKの場合は代理の選手)を退場させペナルティボックスに収容する。退場時間は以下の通り。


マイナーペナルティ 2分
ダブルマイナーペナルティ 4分
メジャーペナルティ 5分

  • 2回適用されると自動的にミスコンダクト。

ミスコンダクトペナルティ 10分

  • 代わりの選手を投入できる。2回適用されると自動的にゲームミスコンダクト。

ゲームミスコンダクトペナルティ 試合終了まで

  • ベンチからも退場。ただし代わりの選手を投入できる。

マッチペナルティ 試合終了まで

  • ベンチからも退場。5分間代わりの選手の投入禁止。公式戦の場合関係当局による処分決定まで出場停止。

他にゴール近くで、もしくはシュートモーション中の選手に対してGKが反則により攻撃を妨害した場合(守備側の選手がペナルティとなった場合にも)、ペナルティーショット(PS)になることがある。PSは攻撃側は任意の1選手(キャプテンが指名)、守備側はGK(反則退場していても代理のGKがいない場合は出場可)を残して全員がベンチに引き上げる。センターフェイスオフスポットにパックを置き審判のホイッスルにより攻撃側の選手がゴールにパックを運びシュートするが打てるのは1回だけでGKがはじいたパックの弾き返しは不可。決めた場合は1点。試合途中の場合成否に関係なくセンターフェイスオフスポットでのフェイスオフとなる。

Referee_hockey_ahl_2004.jpgペナルティには多くの種類がありそれぞれに対応した審判のジェスチャーがある。なお反則により選手が退場し選手の少ないチームにはアイシングが適用されない。このため、ペナルティを受け不利な状況にあるチームは、防禦と時間稼ぎをかねてパックを敵側に大きく打ち出す作戦が頻繁に用いられる。一方相手と同じ人数なら双方ともアイシングは適用され退場選手がいてもリンク上の選手が多い側のチームにはアイシングを適用する。ペナルティの種類ごとに適用される退場時間が設定されているが故意であると判断された場合や相手を負傷させた場合は1ランク上(稀に2ランク以上のことも)の退場時間が適用される。


ペナルティの種類

選手にとっては基本情報

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トリッピング

  • 相手の足にスティックのブレードもしくは足を引掛ける。

ダイビング

  • トリッピングやフッキングに対するオーバーリアクション。(わざと転ぶ)

エルボーイング

  • 肱をぶつける。チェックの際に当たる体勢によっては適用されやすくなる。

ニーイング

  • 膝をぶつける。

ホールディング

  • 相手の身体、スティック、ユニフォームなどをつかむ。

フッキング

  • スティックのブレードで相手を引掛ける。

スラッシング

  • スティックで相手選手の体を叩く。

ボーディング

  • チェックなどにより相手選手をフェンスに叩き付ける。フェンスとの間に挟むようにチェックすると適用されやすい。

ハイスティック

  • スティックのブレードを肩より高く上げる行為。チェックの際に行うとペナルティになる。相手選手が近くにいないとペナルティにはならないが、高く上げたスティックでパックに触れるとゲームを中断し不利な位置からのフェイスオフとなる。

バットエンディング

  • スティックの端(ブレードのとは反対)をぶつける。正しくスティックを持っている限り発生しない。小児のアイスホッケーではすぐ成長するとの理由から長いスティックをそのまま持たせることが多いため発生しやすい。

チャージング

  • ジャンプもしくは3歩以上移動してのチェック。パックを保持していない選手へのチェックはチャージングかインターフェアになる。

クロスチェッキング

  • スティックを相手にぶつけるようにチェックする。チェックする際にスティックを相手と反対に向けるようにすれば防げる。

インターフェアランス(インターフェア)

  • パックを保持していない選手の動きを妨害する。

クリッピング

  • 相手の前にスライディングするなどして妨害する。パックを保持している選手に対して行なうと適用されやすい。

チェッキングフロムビハインド

  • 背面からのチェック。

ラフィング

  • 必要以上に強い力で、あるいは非常に荒っぽく相手をチェックする。乱闘の際に相手を殴ったときにも適用される。

フィフティカフス

  • 乱闘。非常に危険なため自発的に行なった場合はマッチペナルティ。反撃した場合はメジャーペナルティだが乱闘しながらリンク外にでるとゲームミスコンダクト。

ツゥーメニーメン

  • 6人より多いプレイヤーがリンク上に出ている反則。メンバー交代中に不測の事態が起って混乱すると、まれに起こる反則。

アンスポーツマンライクコンダクト

  • 相手選手や審判、あるいは観客などに対して、暴言を吐いたり暴力を振るったりするなど、スポーツマンらしからぬ言動をしたときに適用される。

ディレードザゲーム

  • 遅延行為。デフェンディングゾーンからベンチ上以外へのアウトオブバーンなどがあたる。

なお代わりの選手を投入できない場合も3人以上が退場している場合は投入できる。ただし代わりに出場した選手は反則退場していた選手がリンクに戻る時にはベンチに戻らなければならない。