【保存版】ゼッチとは何か?知っておきたいポイントまとめ jupite, 2022年6月24日2024年11月10日 最終更新日 2024年11月10日 by jupite 「ゼッチって何?」 「家の光熱費が高くて悩んでいる」 「太陽光発電の設置を検討中」 ゼッチは住宅用語の1つで通称ZEH、net Zero Energy Houseの頭文字から取られています。 意味はネット・ゼロ・エネルギー・ハウス、つまり日本語だとエネルギー収支をゼロ以下にする家となります。 具体的には消費するエネルギーを減らしたり、消費する分をいわゆる創エネで補うといったことを行います。 ガス給湯器の選び方と比較:節約と効率性を考慮して 日々精進関連記事2022.01.31一戸建てプロパンガスは光熱費が安い?https://g-jupiter.com/?p=140プロパンガスと聞くとアパートなどのような賃貸の部屋が一般的で、庭があるような一戸建てではあまりないのではないか、このように考える人も多いのではないでしょうか。ガスはオール電化住宅でなければなくてはならないエネルギーになるわけですが、ガスは大きく分けると都市ガスとLPガスの2種類があり、一般的にプロパンガスといわれているのがLPガスになるわけです。呼び名が異なるので別の種類などの印象を持つ人も多いかと思われるのですが、LPガスは「Liquefied Petroleum Gas」の略語で日本語では液体石油ガス、液体燃料になる... 目次1 消費エネルギーを減らす取り組みの代表的なもの2 ゼッチの認定を受けると補助金がもらえる3 補助金の対象について4 代表的なものは環境省のZEH支援事業5 太陽光発電システムはコストが下がっているので導入しやすい6 まとめ 消費エネルギーを減らす取り組みの代表的なもの 消費エネルギーを減らす取り組みの代表的なものとしては、断熱性や気密性の向上が挙げられます。 これらは熱エネルギーの移動を抑え、快適な空気の温度を極力逃さずに済むことに繋がります。 高断熱かつ高気密性の住宅は、エアコンなどの冷暖房器具の使用量が抑えられるので、ひいてはエネルギーの消費も減ることになるわけです。 一方、消費する分を補う取り組みには、太陽光発電システムを用いる再生可能エネルギーの活用が考えられます。 実際のところ、ゼッチの住宅では太陽光発電システムが標準的な設備になっていますし、蓄電池とセットで導入している住宅も少なくないです。 空気の熱と電気で効率よくお湯を沸かす、ヒートポンプタイプの給湯機も定番設備の1つです。 【関連】ZEH住宅を推奨している株式会社エスコシステムズさんは住宅のプロフェッショナルです。 engage関連リンク株式会社エスコシステムズの採用・求人情報-engagehttps://en-gage.net/esysz_recruit/株式会社エスコシステムズの採用・求人情報ページです。“ほどよく稼げる”が、じつは一番幸せ。 * 平均年収660万円×社員の約8割が既婚者 *エスコシステムズで「ゆとりある幸せな暮らし」、はじめませんか? ゼッチの認定を受けると補助金がもらえる このように、使うエネルギーを減らしつつ使用する電力を自ら生み出して補う、そうした総合的な取り組みこそがまさにゼッチです。 現代には、優れた断熱材や遮熱する塗料、高断熱性の窓やサッシもありますから、住宅全体を効率することができます。 ただ、完全に再生可能エネルギーのみで電力を始めとしたエネルギーを補うのは難しいですし、何より自然頼みの部分もあるので常に収支ゼロとはいかないです。 ちなみにゼッチの認定を受けると補助金がもらえるので、お得に導入できるチャンスだといえます。 ZEHは断熱と省エネの組み合わせで20%以上、創エネを含めて100%以上という設定があります。 Nearly ZEHは断熱と省エネの20%以上は同じですが、創エネは75%以上となっています。 このタイプは寒冷地や低日射地域、多雪地域を想定したもので、補助金もこれらに該当する地域に限られます。 ZEH Orientedもやはり断熱と省エネの数値は同じですが、創エネの導入は免除されています。 補助金の対象について 補助金の対象は都市部狭小地の二階建て以上、多雪地域なので、創エネ頼りのエネルギー収支ゼロ実現が難しい地域が対象なのも納得です。 いずれにしても、基本となるのは断熱と省エネで、更に創エネを加えることでエネルギー収支ゼロ以下を目指す取り組みだと分かります。 他にも断熱と省エネが25%以上で創エネが100%以上のZEHプラス、創エネ部分が75%以上のNearly ZEHもあります。 通常の住宅と比べて確かにコストは掛かるものの、光熱費の節約に繋がることから、長い目で見れば環境に優しくて懐にも優しいものとなります。 注意が必要なのは、認定を受ける為にはZEHビルダーと呼ばれる登録済みのハウスメーカーや工務店、ZEHプランナーの建築事務所などに建ててもらわなくてはいけないことです。 例え基準を満たす住宅が完成しても、ZEHビルダーやZEHプランナー以外に住宅を建ててもらわなければ認定が受けられないです。 代表的なものは環境省のZEH支援事業 補助金制度は複数あって、代表的なものは環境省のZEH支援事業です。 これは予算に限りがあることから先着なので、早く認定を受ける必要があります。 一度申請を行うと、間取りや設備の変更ができなくなりますから、その点もしっかりと把握して納得の上で申し込むことをおすすめします。 一見すると条件がいくつもあって面倒に思われますが、ゼッチの認定を受けた住宅は災害時にも強く、将来的に高く売れる資産価値が保てる可能性があります。 太陽光発電システムは蓄電池が停電時の電力供給源になりますし、ヒートポンプタイプ給湯機はタンクのお湯、あるいは水が生活用水として使えます。 住宅全体の断熱性が優れていると、部屋と部屋の温度差が小さくなるので、高齢者のヒートショックのリスクが下がります。 住む人に優しい家とも言いかえられますから、まさに魅力的で将来性が高いともいえるでしょう。 太陽光発電システムはコストが下がっているので導入しやすい 創エネの要の太陽光発電システムは、導入コストが心理的なハードルになりますが、近年はコストが下がっているので導入しやすいです。 長く住めば住むほどコストが下がり、創エネで生み出されるエネルギーが利益をもたらしますから、住宅購入を検討している人にとってZEH認定住宅は検討の余地があるでしょう。 持続可能な社会に貢献することにもなるので、社会貢献の一環として検討してみるのもありです。 国が補助金を出してまで力を入れている理由は、国際的にエネルギー効率の良い住宅のニーズが高まり、それが主流になりつつあることが1つです。 まとめ 日本も環境対策に取り組んではいますが、再生可能エネルギーの比率はまだまだ上げていく必要があるところです。 むしろ日本は効率の良い住宅の牽引役として、世界にお手本を示す必要がありますから、ゼッチ普及に力が入るのも頷けます。 生活