日本ユニセフの歩みと活動 jupite, 2020年5月22日2024年11月10日 最終更新日 2024年11月10日 by jupite 日本ユニセフは、世界的に有名なユニセフを代表する民間の非営利組織です。 ユニセフの政策立案をサポートし、必要な資金の拠出と政策協力を続けています。 目次1 ユニセフの歴史と活動2 保健センターから簡易診療所まで保健員と栄養治療食を配備3 質の高い教育を受けることで成長した子は豊かな生活を築ける4 武装勢力や搾取、拉致などからも子どもを保護5 世界中で親のケアを受けられない子どもが存在する6 まとめ ユニセフの歴史と活動 ユニセフは1946年12月11日に設立されます。 70年以上も子どもの権利を守るために戦い続け、多くの成果を残しています。 ユニセフの活動内容は多岐にわたります。 子どもが成長するためには十分な栄養が必要になりますが、毎年数百万人の児童が栄養不足のため健康の危機に陥っています。 健康に育つための栄養が取れなくなり栄養不良の状態が続くと、発育阻害や低体重などの症状が出てきます。 栄養不良の子は健康な状態で成長できないだけでなく、病気にかかりやすくなります。 栄養が足りないことで体や知能の発達が遅れると、子どもの人生が脅かされます。 アフリカの保健センターで重度の栄養不良と診断された子は、センターに常備されていた栄養治療食で重度の栄養不足から回復しています。 保健センターから簡易診療所まで保健員と栄養治療食を配備 医療施設が不足している地域では、子どもを守るシステムが重要になります。 ユニセフは保健センターから簡易診療所まで、保健員と栄養治療食を配備しています。 あらゆる機会に栄養検査を行い、妊産婦に対しても栄養を補給します。 世界各国からの支援により、重度栄養不良の子供に適切な治療食を届けられます。 ユニセフの活動資金は個人や企業、法人などの民間募金と各国政府からの拠出金で賄われています。 本部に送られた民間募金はユニセフの現地事務所に送られ、子どもたちのための活動に使われます。 日本ユニセフ協会から本部への拠出額は、世界に33ある協会の中でもトップレベルを維持しています。 協会へ寄付金を贈る場合、従来の所得控除に加えて税額控除も選択できます。 税額控除を選択すると、一般的に控除額が大きくなります。 質の高い教育を受けることで成長した子は豊かな生活を築ける 子どもから貧困から脱出するためには、教育が必要不可欠です。 教育は基本的人権で、質の高い教育を受けることで成長した子は豊かな生活を築けます。 自然災害や紛争などの緊急事態が発生した場合、最も影響を受けやすいのが小さな子です。 災害から復興へ向かう社会の中でも、子どもへの教育は後回しにされることが多々あります。 栄養のある食事や住まい、体を保護する服と同様に教育も子が受けられる基本的な権利です。 緊急時であっても学校があり教育を受けられることは、児童にとって普通の生活を取り戻すきっかけとなります。 ユニセフは災害などの被害を受けた学校を修繕し、臨時の学習空間をつくります。 安全に学び遊べる場所を提供し、心の悩みを相談できるカウンセラーの派遣も実施しています。 身近に学校があれば、危険から守られた場所で必要なケアを受けられます。 武装勢力や搾取、拉致などからも子どもを保護 武装勢力や搾取、拉致などからも子どもを保護できます。 子どもが学校に通うようになれば、親は子供に費やす時間を仕事に使えます。 教育を受けた子どもが成長すれば、被災後や紛争後の社会で重要な役割を果たせます。 子どもたちの健やかな成長にとって、衛生と水は重要な問題です。 不衛生な環境や汚れた水は、感染症のリスクを高めます。 ユニセフでは子どもたちに清潔な水を届けられるように、給水設備を作っています。 トイレも設置するので、衛生的な生活を送れます。 保健所や学校を通して石鹸を使った手洗い習慣も広めています。 2030年までに全ての人が安全で安い飲み物を入手することは、ユニセフの持続可能な開発目標のひとつです。 子どもの保護もユニセフの重要な活動です。 現在でも世界中で3億人もの子どもが虐待や暴力、搾取にさらされています。 児童労働に従事している子どもは未だに多いです。 世界中で親のケアを受けられない子どもが存在する 児童労働は子どもの権利を侵害し、貧困の連鎖を生み出します。 子どもが教育を受ける機会も奪うこともなります。 児童労働をなくすために、世界中で様々な活動が行われています。 日本を含めて、世界中で親のケアを受けられない子どもが存在します。 ユニセフでは家庭的な環境で子どもが教育を受けられるように、幅広い取り組みを行っています。 IT時代になっても、約3000万人以上の女の子が小学校に通えていないという現実があります。 女の子の教育を妨げている原因は様々です。 文化的な習慣もあれば家庭問題もあります。 女の子にも教育の機会を与えることは、子どもの権利獲得につながります。 国連が定めている開発目標の達成にも貢献できます。 教育を受けている女の子は、健康な子供を産む確率が高い です。 青年期に正しい教育を受けることで、HIVなどの病気にもかかりにくくなります。 病気から遠ざかり健康的な環境で教育を受ければ、将来の自立に役立つスキルと知識を得られます。 まとめ ユニセフは、すべての男女が平等に教育を受けて潜在的な可能性を最大限に引き出せるように活動しています。 ユニセフ募金はホームページから申し込みができます。 クレジットカード決済やコンビニ払い、インターネットバンキングが利用できるので便利です。 生活